みなさん、海外旅行の帰りの飛行機でこんな経験をしたことはありませんか?
「日本に帰ったら英語を勉強するぞ!」と決心したものの、一週間後には忘れてしまっている。。。
ありますよね?
というか、ほとんどの人が経験していると思います。
そういう私も「受験勉強が終わっても英語を勉強するぞ!」という決心も「同じ人間なのに話ができないなんてもったいない」という短期留学後の高尚な思いも全て翌日には無くしてしまった男です。
その気持ち、非常に良く分かります。
ではなぜ英語の勉強はこうやって三日坊主で終わってしまうことが多いのでしょうか?
それは英語を勉強する目的と目標が明確になっていないからです。
何のためにどのくらい英語を勉強する必要があるか?そもそも英語って必要?
という問いに対する明確な答えがないために、ついつい英語の勉強が後回しになって、次第に忘れ去られてしまうのです。
逆に言えば、英語を勉強する目的と目標が明確にさえなっていれば、毎日継続して英語を勉強することができ、結果英語を喋ることができるようになります。
現に私は目的と目標を明確にしたおかげで毎日英語の勉強ができるようになり、結果英語を使って不自由なく仕事ができるようにまでなれました。
今回はこの英語を勉強する目的と目標をどうやって明確にすればいいか?その方法を書いていきたいと思います。
この記事を読んで実践してもらえれば、英語の勉強を継続できる可能性がグッと上がりますよ!
なぜ英語の勉強は三日坊主で終わってしまうのか?
ちょっと考えてみてください。
あなたが「英語を勉強しよう!」と思い立った時ってどんな時ですか?
前述の海外旅行に行った帰りの飛行機なんて最も当てはまる例だと思います。
「海外旅行は楽しかったけれど、現地で知り合ったナンシーとももっと喋れるようになりたいし、ホテルやレストランでも英語が喋れるともっと楽しいはず!よし!英語を勉強しよう!」
でもこの理由で英語を継続して勉強できている人はごくわずか。
そういう私も過去にこの理由で英語の勉強を始めて、見事に三日坊主で終わった一人です。
では、なぜこの”海外旅行をもっと楽しみたい”という理由だと英語の勉強が続かないのか?
それは英語の勉強を続けるには”海外旅行をもっと楽しみたい”という理由だと弱すぎるからなんです。
なぜ”海外旅行を楽しみたいから”ではダメなのか?
そもそも私は英語学習は訓練に近いと考えています。
毎日継続して英語を勉強しない限りなかなか英語力を伸ばすことはできません。
週に一回のレッスンとかでできるようになるような類のものではないのです。
例えば軍隊で訓練するにあたり「体力ついたら便利そうだから」という理由で続くでしょうか?絶対に続きませんよね?
それと一緒で、英語学習という訓練も「海外旅行をもっと楽しみたいから」という理由では絶対に続きません。
もちろん英語学習は軍隊ほど厳しいものではありませんが、それでも継続するにはもっと強い理由が必要です。
英語の勉強を習慣化する方法
ではどうすれば英語の勉強を習慣化できるような強い理由を持つことができるのか?
その答えが英語を勉強する目的と目標を明確に持つことです。
もっと具体的にいうと「何のために」「いつまでに」「どのくらい」英語を勉強するのかを明確にして、それを行うための必然的な理由を持つことが必要です。
目的の設定方法
まずは英語を勉強する目的から。
ここで言う目的というのは、前述の例でいくと「海外旅行をもっと楽しみたい」にあたります。
要は英語を勉強する理由ということですね。
ではどうすればこの理由を勉強を継続できるぐらいまで強くできるのか?
その方法は具体化して必然性を持たせることです。
例えば
「海外旅行をもっと楽しむ」
この理由だと必然性が全く無いんです。
別に今回の旅行も英語喋れなくてもなんとかなったわけですから、勉強がきつくなってきた時に「まあ次回もなんとかなるだろ、それでも楽しめたし」という思考回路になってしまい、結局三日坊主で終わってしまいます。
それに対して、例えばこれが
「半年後にもう一度現地に訪れナンシーに告白する」
となったらどうでしょう?
もしあなたがナンシーに好意を抱いていたとすれば、さっきの海外旅行を楽しむよりはモチベーションアップにつながると思いませんか?
このように、
時期不明=>半年後
海外のどこか=>再び現地
もっと楽しむ=>ナンシーに告白する
と具体化してあげて、
”ナンシーと交際するため”という必然性を持たせてあげると、英語の勉強を継続するモチベーションがグッと上がります。
目標の設定方法
目的が定まったら次は目標の設定です。
今回の例でいうと目標は「ナンシーと交際する」となります。
「ナンシーと交際する」という目標が決まると、
”次会うまではメールでやり取りするからメール英語の勉強をしよう”
”デートの時に対面でつまらず会話できるぐらいの英語力を目指そう”
といった具体的な勉強内容、勉強目標が自動的に出てきます。
つまり、目的を明確にすることでモチベーションを上げて、目標を明確にすることでゴールと方法を決める。
これが英語を継続して勉強できるようになる秘訣です。
後はこの目標というゴールに向けて、目的がモチベーションとなり、自然に出てきた勉強内容をこなすことで、自動的にゴールに達することができるようになります。
まとめ
このように、英語学習の三日坊主化を防ぐコツは英語を勉強する目的と目標を明確に持つことです。
もっと具体的にいうと「何のために」「いつまでに」「どのくらい」勉強するのかを明確にして、それを行うための必然的な理由を持つことが必要です。
目的を明確にすることでモチベーションが上がり、目標を明確にすることでゴールが決まる。
その結果目標となるゴールまでコツコツと勉強を継続できるようになります。
英語は訓練。毎日の継続的な学習が必要です。
毎日継続的に勉強さえすれば、誰でも英語が話せるようになります。
英語を勉強する目的と目標を明確にして、脱三日坊主を目指しましょう!
今回紹介した目的と目標を設定する詳しい方法が書いてある本がこの神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通りという本。
私の方法もこの「神メンタル」を参考にして作ったものです。
興味のある方は是非読んでみてください。