TOEICの勉強って何をどれだけすればいいんだろう?
そんな疑問にお答えします。
TOEIC対策の勉強方法は人によって違います。
人によって文法が苦手だったりヒアリングが苦手だったりするため、あなたに合った勉強方法を行う必要があるのです。
何があなたに合った勉強内容なのかを知るためには、公式問題集を解くことが一番良い方法です。
この記事を書いている私は36歳から英語学習を始めて、年内にTOEIC800点取得、1年後には英語を使って仕事が行えるようになりました。現在は海外に住んで海外の企業で働いています。
今回の記事では公式問題集を使ってあなたに合った勉強法を見つける方法を紹介していきます。
今記事を読むとTOEIC対策のためにあなたが何をどれだけ勉強すればいいかがわかるようになります。
それぞれのタイプに合った参考書も紹介していきますので、これからTOEICの勉強を始める方は参考になると思います。
それではいってみましょう!
あなたに合ったTOEIC勉強法の見つけかた
TOEICの点数をを効率よく上げるためには、いきなり勉強を始めずに、何をどれだけ勉強するかを先に調べることが有効です。
人それぞれ得手不得手があるため、あなたの得意を伸ばして不得意を補う勉強法を行った方が確実に点数アップにつながるからです。
まずTOEIC公式問題集を解く
自分が何をどれだけ勉強する必要があるかを知るための一番良い方法はTOEIC公式問題集を解くことです。
公式問題集を解くことで自分がどのパートが得意でどのパートが不得意なのかを点数によって知ることができるため、それがその後の計画作りの土台となります。
そのため、いきなり勉強を始める前に、まずは公式問題集を解くことをおすすめします。
TOEIC公式問題集を解く時の注意点
自分に合ったTOEICの勉強内容を調べるために公式問題集を解くときには、2つの注意点があります。
- 時間を測って本番と同じ時間配分で行う
- 解き終わったらその日のうちに採点する
順に説明していきます。
時間を測って本番と同じ時間配分で行う
TOEIC試験は決められた時間内に問題を解くスキルを点数化するものです。
そのため、長時間考えて解けた問題はTOEICのための英語力としてカウントすることはできません。
TOEICの勉強内容を調べるためには実際の時間内でどのパートがどれだけ解けるのかを知る必要があります。
解き終わったらその日のうちに採点する
公式問題集を解き終わったら、その日のうちに採点することをおすすめします。
時間が経ってしまうとどの問題が聞き取れなかったか、どの問題で悩んだかという生の情報を忘れてしまうからです。
この生で感じた自分の弱み、強みは実際に勉強をする中で活きてきます。
この感覚を忘れないうちに採点を行ってしまいましょう。
もっと手軽にできる方法がないか調べてみたところ、オンラインで30分でTOEIC模試を受けられるオンラインTOEIC模試【e─test】というサービスがあるみたいです。中学・高校・国立大学等の教育機関でも採用されているサービスで信用性もあるため、こちらを使うのもありかと思います。
先にパート別の参考書・勉強法を紹介
勉強内容の決め方の前にパート別の参考書と勉強法を先に紹介しておきますね。
私がおすすめする参考書は4つ。
少ないと思うかもしれませんが、多くの参考書に手を出すよりも、良い参考書を集中的に勉強した方が確実に効果が上がります。
これから紹介する4冊は実際に私がこれだけ使用してTOEIC800点を取得した4冊です。
出る単特急金のフレーズ
私が英単語帳として使用していたのが、この出る単特急金のフレーズです。
ここに載っている単語はTOEICに出てくる頻度が高いことで有名で、多くのかたがTOEIC勉強用に使用されていると思います。
また、連携アプリが非常に使いやすく、私はこのアプリを使って復習のためのリスニングを行っていました。
2:実際の仕事で使う英語を学べる
3:連携アプリが非常に使いやすい
1日に勉強する単語は30単語ぐらいでしたが、私の場合復習にコツがあります。
それは毎日今までに覚えた単語を全て聞いて復習するという方法です。
無理なくしっかりと英単語を暗記することができるおすすめの復習方法です。詳しくは絶対暗記できる!「出る単特急金のフレーズ」でビジネス英単語を覚えた私のおすすめ勉強法に書いてありますので是非合わせて読んでみてください。
絶対暗記できる!「出る単特急金のフレーズ」でビジネス英単語を覚えた私のおすすめ勉強法English Grammar in Use
日本ではあまり馴染みのない本ですが、この本は世界中の英語学習者に使われている英文法書で、累計3,000万部を超えるベストセラー参考書です。
私が実際にEnglish Grammar in Useを使ってみた感想は、「とにかく分かりやすい」ということと「文法と同時に英語の多読ができる」という2点です。
そして全て英語で書かれているため、英語初心者に圧倒的に不足している”英語の多読”を文法の勉強と同時に行うことができます。
しかも簡単な単語と文法が使われているので小説とは違ってスイスイ読み進めることができる。
この英語多読によって英語読解力と英会話力も確実に向上したと感じています。
2:同時に英語の多読ができる
詳しい解説、勉強法はEnglish Grammar in UseでTOEIC800点を取ったのでおすすめポイントと勉強法を紹介してみるを是非ご覧ください。
English Grammar in UseでTOEIC800点を取ったのでおすすめポイントと勉強法を紹介してみる公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6
公式問題集は勉強内容を見つけるだけではなく、TOEIC対策の勉強にも役立ちます。
特に重宝するのがリスニングです。アプリでリスニング問題の音声を聞くことができるため、繰り返し聞くことによってリスニング点数アップ効果が見込めます。
公式と銘打つだけあって問題内容も本番さながら、リスニングの音声も本番と同じ人が行っているという徹底ぶりです。
問題集を使っての勉強は非常に重要となるため、この公式問題集はTOEIC試験を受けるにあたり欠かせない参考書と言ってもいいと思います。
2:自分の強み、弱みを把握できる
3:アプリでヒアリング勉強ができる
公式問題集はTOEIC受験において必須の参考書ですよ!
1駅1題 新TOEIC TEST 文法特急
TOEIC試験1週間前に問題集を解いた結果、文法問題がまだ弱いと感じた私が購入したのがこの参考書です。
これはいわゆるTOEIC対策のための参考書で、ひっかけ問題や分かりづらい問題を中心に丁寧に解説してくれます。
仕組みを知っていれば解ける、いわゆるTOEICテクニックを教えてくれますので、本番前に目を通しておくだけで点数アップが期待できる本です。
2:短い勉強時間で点数アップが見込める
集中して読めば4時間ほどで完読できる内容ですので、ラスト1週間はこの本で追い込みをかけることをおすすめします。
TOEIC公式問題集の点数から自分にあった勉強内容を決める
TOEICの問題構成は下記のようになっています。
- パート1~4 リスニング:50問
- パート5 文法:30問
- パート6~7長文読解:70問
この中で自分がどのパートをどれだけ正解できたかによって今後の勉強内容を調整していきます。
1:リスニングが半分以下しか解けなかった方
リスニングは最も簡単に点数アップが期待できるパートです。
そのため、リスニングが半分以下しか解けなかった方はリスニング対策に注力することで一気に点数アップを狙うことが可能です。
そのため、出る単金のフレーズを使ったヒアリングと公式問題集を使ったリスニングを集中的に行い、一気に点数アップを図りましょう。
TOEIC800点を取るためには、リスニングで430点ぐらいを目標に勉強することをおすすめします。
-通勤時間:出る単金のフレーズアプリ
-退勤時間:公式問題集リスニング
-家:English Grammar in Use
■休日
–家:出る単金のフレーズアプリ
–家:公式問題集リスニング
2:パート5(文法問題)が半分以下しか解けなかった方
パート5(文法問題)が半分以下しか解けなかった方は、English Grammar in Useの他にTOEIC対策文法書も同時に勉強することでTOEIC問題に慣れることをおすすめします。
TOEIC独特パターンやひっかけ問題を事前に知っておくことで無駄な減点を防ぐことができ、同時にスピードアップにもつながります。
TOEIC800点を取るためには、パート5で最低30問は正解しておきたいところです。
-通勤時間:出る単金のフレーズアプリ
-退勤時間:出る単金のフレーズアプリ
-家:English Grammar in Use
■休日
–家:English Grammar in Use
–家:文法特急
3:パート6,7(長文問題)が半分以下しか解けなかった方
パート6,7(長文問題)が半分以下しか解けなかった方は、おそらく時間が足りなかった方がほとんどかと思います。
長文を読むスピードを上げるためにはとにかく英語の文章に触れるしかありません。
公式問題集の復習、English Grammar in Useの他になどの簡単な洋書を追加すると効果的です。
【2020年】Kindle Unlimitedのおすすめ英語本まとめ【洋書・参考書】でKindle Unlimitedで無料で読める洋書を紹介していますので参考にしてみてください。
ただし、長文問題は最も点数をあげにくいパートでもあるため、リスニングと文法で点数が取れていない方はこの2つを優先した方が効率的に点数をあげることができます。
そのため、長文対策はリスニングと文法にある程度目途がついた時点で初めてもいいかもしれません。
また、English Grammar in Useで文法の勉強をしているうちに長文読解力も自然とついてきますので安心してください。
–通勤時間:出る単金のフレーズアプリ
–退勤時間:洋書読書
–家:English Grammar in Use
■休日
–家:English Grammar in Use
–家:公式問題集長文問題復習
あなたに合ったTOEIC勉強法の見つけかたまとめ
TOEIC対策の勉強方法は人によって違います。
人によって文法が苦手だったりヒアリングが苦手だったりするため、あなたに合った勉強方法を行う必要があるのです。
あなたの得意を伸ばして不得意を補う勉強法を行った方が確実に点数アップにつながります。
その自分に合った勉強法を見つけるための方法が、今回紹介した公式問題集を解くことです。
もっと手軽にできる方法がないか調べてみたところ、オンラインで30分でTOEIC模試を受けられるオンラインTOEIC模試【e─test】というサービスがあるみたいです。中学・高校・国立大学等の教育機関でも採用されているサービスで信用性もあるため、こちらを使うのもありかと思います。
各パートの点数ごとのおすすめ勉強スケジュールを下記にまとめておきますね。
リスニングが半分以下しか解けなかった方
-通勤時間:出る単金のフレーズアプリ
-退勤時間:公式問題集リスニング
-家:English Grammar in Use
■休日
–家:出る単シャドーイング
–家:公式問題集リスニング
パート5(文法問題)が半分以下しか解けなかった方
-通勤時間:出る単金のフレーズアプリ
-退勤時間:出る単金のフレーズアプリ
-家:English Grammar in Use
■休日
–家:English Grammar in Use
–家:文法特急
パート6,7(長文問題)が半分以下しか解けなかった方
–通勤時間:出る単金のフレーズアプリ
–退勤時間:洋書読書
–家:English Grammar in Use
■休日
–家:English Grammar in Use
–家:公式問題集長文問題復習
この記事を書いている私は36歳から英語学習を始めて、年内にTOEIC800点取得、1年後には英語を使って仕事が行えるようになりました。現在は海外に住んで海外の企業で働いています。
私がTOEIC800点を取得した時の勉強スケジュールはTOEIC800点を3ヶ月で取得した勉強法まとめ【使った参考書は4冊だけ】に書いていますので是非合わせて読んでみてください!
30代でTOEIC800点を3ヶ月で取得した時の参考書4冊とその勉強法