この記事を書いている私は36歳から英語の勉強を始めて、その年内にTOEIC815点を取得。1年後には英語を使って仕事ができるようになりました。
現在は海外に住んで海外の会社で英語を使って働いています。
今回の記事では私が行ってきた30代からでも英語が話せるようになるための方法を紹介していきます。
ポイントは３つです。
- 細切れの時間を利用する
- 勉強内容を限定する
- 長期スパンで考える
この記事を読めば30代からでも英語を話せるようになれる方法を理解することができます。
実例もたくさん載せていますので、すぐに実行してみることもできますよ。
数分で読める内容ですので是非最後まで読んでいってください。
それではいってみましょう！
30代から英語を話せるようになりたい人は細切れの時間を利用しよう
仕事、恋愛、友達付き合いに趣味。
20代も皆それぞれ忙しいですが、30代になってくるとこれらに加えて仕事の責任、家族というものが追加されます。
つまり、30代からは自分のために自由に使える時間が限られてきてしまうのです。
そのため、30代から英語を話せるようになりたい人は、限られた時間の中でいかに勉強時間を確保するかがポイントとなります。
そこでおすすめなのが、細切れ時間を利用して少しずつ積み上げていくこと。
いくつかの例を紹介していきますね。
朝の時間を利用する
いつもより30分早く起きて英語の勉強に使いましょう。
30分あれば参考書を読んで単語を覚えて本を音読してと、十分に色々な勉強をこなすことが可能です。
オンライン英会話を1レッスン受けるのもいいですね。
30代にもなると早起きにも慣れて抵抗が無くなってきているはずなので、30分の早起きを習慣化することも若者と比べたら苦ではないはずです。
朝から勉強して一日をスタートさせると、充実感も増して生活も潤いますよ。
通勤時間を有効に使う
通勤時間は英語勉強のゴールデンタイムです。
読む勉強よりも、電車でも車でも利用できる耳を使った勉強法が効果的です。
英単語、長文リスニング、ラジオなどなど。今はアプリで聞ける様々なツールが存在しています。
通勤時間の勉強はこのあたりから始めてみるのがおすすめですよ。
休日・夜の勉強はほどほどに
これは特に家族がいる方に向けたメッセージです。
勉強は朝と通勤時間、つまり自分一人の時間に行って、休日や夜は家族との時間に専念することをおすすめします。
英語の勉強ができるのも家族の理解があってこそのこと。家事や子供の世話をそっちのけで勉強ばかりしていたら「英語の勉強なんてもうやめてよ！」なんて言われかねません。
そうなったら元も子も無いですよね？
勉強も中途半端で終わって、家族の仲も悪くなったなんてことにならないように、休日と夜は家族の時間に費やして、朝と通勤時間に英語の勉強を行うことをおすすめします。
30代から英語を話せるようになりたい人は勉強内容を限定しよう
「30代は勉強する時間が無い」ということに関連するのですが、時間が無いため、色々と手を出してしまうと結局何もできないまま終わってしまうことになります。
そのため、30代から英語を話せるようになりたい人は勉強内容を限定して集中して行うことが第２のポイントです。
ビジネス英語が一番の近道
30代からの英語学習において一番のおすすめはビジネス英語から始めることです。
「仕事で使う英語なんてなんか難しそう、、」
ビジネス英語と聞いてそう感じていませんか？
ところが実はビジネス英語よりも日常会話の方が数倍難しいのです。
それにビジネス英語はシンプルな英語を使っていて分かりやすく、実際に仕事で使う英語のため、仕事に慣れた30代だと覚えも早くなります。
また当然ですが、ビジネス英語ができればそれを日常会話として使うこともできますよ。
ネイティブの使う表現は不要
よくある「ネイティブが使う表現」といったようなもの。
これは30代からの英語学習には不要です。
理由はネイティブは使ってもその倍以上いる他の英語話者はそんな言い回しは使わないからです。
30代にはこんな非効率なものを覚えている時間はありません。
ネイティブが使う表現は一種の娯楽のようなものとして捉えておきましょう。
TOEICの取得も視野に入れる
ではどうやってビジネス英語を勉強すればいいのか？
その答えとして、まずはTOEICの勉強から始めるのがおすすめです。
TOEICは仕事のための英語力をはかるための試験です。その試験内容や対策用の参考書には実際に仕事で使う沢山の英語が出てきます。
それらをリスニング、文法、長文読解と体系立てて勉強できるTOEICは実は一番のビジネス英語の教材なんです。
TOEICを取得すれば昇給、転職といったメリットも生まれてきますしね。30代からの転職は少しでも武器があるに越したことはありません。
30代から英語を話せるようになりたい人は長期スパンで考えよう
限られた時間で効率的に勉強するとはいえ、若者と比べて勉強時間が足りないことは確かです。
そのため、30代からの英語学習では3ヵ月で話せるようになるといったようなことはできません。
もっと長期スパンで考える必要があります。
英語を話せるようになるまで最低1年は必要
30代から英語の勉強を始めて話せるようになるまでの期間の目安は最低1年間です。
逆に言えば30代からでもコツコツ毎日勉強を続ければ1年間で英語が話せるようになります。
もちろん1年経ってもまだネイティブ並みにペラペラとはいきません。
ただ、今のあなたからは想像もできないぐらいしっかり英語でコミュニケーションが取れるようになっていますよ。
コツコツ継続できた人だけ勝ち残る
つまり、コツコツ継続できた人だけが英語が話せるようになります。
私は英語学習というものは学習というよりも訓練に近いと考えています。
毎日継続して英語を勉強しない限りなかなか英語力を伸ばすことはできません。
週に一回のレッスンとかでできるようになるような類のものではないのです。
勉強を継続するためのコツはこれらの記事を参考にしてみてください。
すぐに必要なら短期留学という手も
とはいえもっと早く英語が話せるようになりたいという方もいるかと思います。
そういった方には有給を取って1週間の短期英語留学に行くという手もあります。
もちろん1週間の英語留学で英語ペラペラには絶対になれません。
ペラペラにはなれませんが、その前の段階の英語に慣れる、英語が聞き取れる、英語が口から出てくるという感覚を身に着けることができます。
この感覚は英語が上達するための必須条件です。
この感覚を身に着けた後は勉強の効率もグンと上がり、より早く英語が話せるようになるかと思います。
まとめ
それではここまでの内容をまとめます。
時間の無い私たち30代は細切れ時間を利用して、本当に効率の良い勉強だけをコツコツと行っていく必要があります。
それも長期スパンで考える必要がある。英語が話せるようになるまで最低でも1年間は必要です。
ただ、逆に言えば1年間毎日コツコツ継続すれば誰でも英語が話せるようになります。
30代から英語が話せるようになりたいと思っているあなた、今回の記事を参考にして是非今日から勉強を始めてみてください。
1年後には全く違った景色が見えていることを約束します。一緒に頑張りましょう！
